独特の香りと滋養強壮に良いとされ、料理に良く利用されるニンニク。
植え付けは、9月から10月ごろに行い収穫は、翌年の5月から6月に収穫をします。
家庭菜園すればニンニクの茎や葉なども楽しめますよ。
にんにく栽培で気をつけたい病害虫は、アブラムシがあります。アブラムシが嫌う、シルバーマルチが有効を発揮します。
植え付け1週間前には畑の準備を行ってください。
1坪(3.3m・畳2枚分)あたり油粕大さじ9杯、石灰大さじ15杯、化成肥料9杯を撒き、15cmくらいの深さに耕しておきます。
肥料の配合が面倒な場合には、専用肥料(当店取り扱いは、有機一発肥料 たまねぎ類)や有機配合肥料(当店ではすずなり収穫配合肥料を販売しています。)を元肥として利用すると簡単です。
にんにくの種の外側の薄い皮をむいて、分球をばらします。
準備した畑に高さ10cmほどの畝を作ります。条間45cmの2条植えにします。
シルバーマルチシートを畝全体に張り、株間20~25cmの間隔をとって植えつけます。
必ず種の向きは一定方向に向けて植えてください。
12月、春先の2回追肥をします。有機配合肥料(当店ではすずなり収穫配合肥料を販売)をマルチシートの穴に施します。
草丈が10~15cmに伸びたころわき芽が伸びてくる株もあります。
これを残しておくと、にんにくが大きく育ちませんのでわき芽をかきます。
分球し、芽が2本伸びた株があれば1本取り除きます。
春になるととう立ちして、葉の先端より長くの伸びは出したら早めに摘み取ってください。
摘み取って茎やつぼみは食べられます。
茎は葉が3分の2くらい枯れたら収穫適期です。
ためし堀をして球根が肥大したのを確認して晴れた日に収穫しましょう。
収穫した球根は2~3日乾燥させてください。乾燥したにんにくはネットに入れて、通気の良い日陰などにつるして保管します。